- 第2編
- 終章 - 独立系信託グループとして未来をひらく
グループ創業100年プロジェクトの展開
2024(令和6)年4月のグループ創業100年に際し、当グループはこれを新たな文化創造の好機と捉え、「知る・感謝・挑戦」の3点を軸として2023年度から2025年度末にかけてグループ全体でプロジェクトを展開。400名を超える社員を「100周年アンバサダー」に任命し、事業や個社を超えたワークショップなどを通してグループの一体感を創出するとともに、当グループのアイデンティティや挑戦と開拓の歴史を知ることを次の100年に向けた挑戦のムーブメントとした。
100年にわたって脈々と受け継がれてきた経営理念は、パーパス「信託の力で、新たな価値を創造し、お客さまや社会の豊かな未来を花開かせる」において、すでに表現していたが、これをより効果的に広く伝え、新たなムーブメントを起こすため、2023年10月にブランドスローガンとブランドステートメントを策定・公表し、2024年1月よりブランディングCMを展開。ブランドスローガン「託された未来をひらく」ではお客さまや社会から「信じて託される」尊さと「未来への願い」に応えるという私たちの強い意思を表し、以下に続くブランドステートメントにおいて、そこに込めた想いを伝えた。

ブブランドスローガンの策定に関するプレスリリースより
「挑戦」のフェーズに入った2024年度後半には、社員一人ひとりが創造的思考を持って自らの未来をひらいていく新たな挑戦を応援するための取り組みの一環として「Action Challenge Award~Move fast, Fail fast, Learn fast~」を開催。成功・成果だけではなく行動を伴って挑戦する姿勢、アクションの意義や可能性を称えることで、「挑戦する企業文化」の共創を目指すこととした。
なお、2024年1月に100周年特設サイトを開設し、社員を主役とする100周年事業に関する取り組みを随時更新。2024年4月には、100周年にあわせて、当グループのあゆみをコンパクトかつ平易にまとめたパンフレット「Future Bloom」を作成してお客さまに配布し、あわせて、各店舗においてロビー展「三井住友信託銀行 創業100年の歩み」を開催した。

100周年アンバサダーたち~グループが一体となって