三井住友トラストグループ

第1章

専業信託銀行グループとしての挑戦
2011~2016

第4節 グループ総合力の発揮

第2章

The Trust Bankへの進化――
「第2の創業」 2017~2019

第2節 ビジネスモデルとガバナンスの変革

第3節 トータルソリューションの追求

第3章

新たな社会課題への対応
2020~2023

第2節 社会的価値創出と経済的価値創出の両立

第3節 新たな付加価値の創造

第4節 Well-beingの好循環を目指して

第2編
第3章 - 新たな社会課題への対応 2020~2023

資産形成~貯蓄から投資へ

人生100年時代を迎え、老後に必要な資金を早期に、計画的に備える必要性が認識され、お客さま一人ひとりのマネープラン作成への関心が強まるとともに、自助努力による資産運用・形成のニーズが高まった。「老後資金2,000万円問題」により、特に公的年金制度への不安を持つ現役世代の資産形成ニーズが高進したことを受けて、当グループは、つみたてNISAや個人型確定拠出年金(iDeCo)など少額から始められる積立投資や平準払い保険等のラインアップの充実、資産形成をサポートする各種サービス・シミュレーションツールの拡充に努め、一人ひとりのニーズに応じて長期にわたる投資運用コンサルティングを推進。また住宅ローン先では、時価評価額報告等を活用し、年1回程度の定期的かつ継続的なコンタクト機会を創出し、借入期間中の保険提案などのライフプランコンサルティングを実施した。また、YouTube、スマートフォンアプリやオンラインセミナーなどを通じた情報提供に加え、店舗での休日・時間外営業、オンライン等を活用して相談できる体制の拡充により、現役世代のお客さまにも利用しやすい環境整備に努めた。

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