三井住友トラストグループ

第1章

専業信託銀行グループとしての挑戦
2011~2016

第4節 グループ総合力の発揮

第2章

The Trust Bankへの進化――
「第2の創業」 2017~2019

第2節 ビジネスモデルとガバナンスの変革

第3節 トータルソリューションの追求

第3章

新たな社会課題への対応
2020~2023

第2節 社会的価値創出と経済的価値創出の両立

第3節 新たな付加価値の創造

第4節 Well-beingの好循環を目指して

第2編
第2章 - The Trust Bankへの進化――「第2の創業」 2017~2019
Column

DX推進~2019年度IT賞受賞

公益社団法人企業情報化協会が主催する「2019年度(第37回)IT賞」において、三井住友信託銀行と三井住友トラスト・システム&サービスが連名で「IT賞(トランスフォーメーション領域)」を受賞した。IT賞は、“ITを活用した経営革新”に顕著な努力を払い、優れた成果をあげたと認められる企業・団体に対して授与されるもので、マネジメント領域、顧客・事業機能領域、社会課題解決領域、トランスフォーメーション領域、オープン化領域にてそれぞれ審査が行われる。

三井住友信託銀行では、2018(平成30)年4月から2023(令和5)年度末までに500機を超えるロボットが累積60万時間、年間8万時間相当の業務効率化を実現している。ここに至るまでに、数十人規模の自動化プログラム専任部隊が、社内の数多くの部署と一丸となってロボットを作り上げた背景があり、一般的に難しいとされるロボットの安定稼働と全社に広がる効果を実現させた。このようなRPA (Robotic Process Automation)の浸透プロセスが「業務変革の推進方法として規範性が高く、広く紹介するにふさわしいもの」と評価された。

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