- 第2編
- 第3章 - 新たな社会課題への対応 2020~2023
4 サステナビリティの推進
サステナビリティ推進体制の強化
2020(令和2)年4月、サステナビリティの取り組みを全社戦略と融合させるべく、当社と三井住友信託銀行に「サステナビリティ推進部」(経営企画部 部内部)を設置。同部は、主に価値創造のためのマテリアリティ・マネジメントの実践、社会課題解決型ビジネスの拡充、サステナビリティ理念の社内浸透と社外への訴求の強化の役割を担い、気候変動問題とTCFD対応を含む情報開示の高度化に注力した。
2020年度の重点テーマの一つであった「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)およびサステナビリティ経営コンサルティング(サスコン)におけるマーケティング強化」では、それぞれの連携の結果、PIF契約8社、サスコン受注18件(新規受託15社)と大きく伸長。PIFの取り組みでは環境省の委員に指名され、またサスコンではニーズに寄り添った柔軟性の高い提案力、投資家視点と実務家視点のチーム力が他社にない強みとして高く評価された。