三井住友トラストグループ

第1章

専業信託銀行グループとしての挑戦
2011~2016

第4節 グループ総合力の発揮

第2章

The Trust Bankへの進化――
「第2の創業」 2017~2019

第2節 ビジネスモデルとガバナンスの変革

第3節 トータルソリューションの追求

第3章

新たな社会課題への対応
2020~2023

第2節 社会的価値創出と経済的価値創出の両立

第3節 新たな付加価値の創造

第4節 Well-beingの好循環を目指して

第2編
第1章 - 専業信託銀行グループとしての挑戦 2011~2016

4 コーポレートガバナンスの強化

コンプライアンス態勢

当グループでは、グループ全体のコンプライアンス態勢を統括することを持株会社である当社の最も重要な機能の一つと位置づけるとともに、コンプライアンスを経営の最重要課題の一つとしている。当社は、グループ全体の統括部署として「コンプライアンス統括部」を設置し、コンプライアンス方針の策定や管理・運営状況のモニタリングを行い、経営会議等に報告するとともに、コンプライアンスに関わる諸施策の具体的な実践計画についても、毎年度「コンプライアンス・プログラム」を策定し、定期的に進捗状況の把握・評価を行っている。なお、法令違反行為等が発生した場合に迅速かつ適切に対応するため2015(平成27)年6月には、職制に基づく報告制度とは別に、すべての役員・社員がコンプライアンス統括部や外部の弁護士事務所に直接通報できるコンプライアンス・ホットライン制度を設けた。

また、コンプライアンス意識の浸透を図るため、研修の強化を進め、全社的なテーマについては各社の統括部署が中心となって研修を実施しているほか、各社のコンプライアンス担当者は、業務・商品の特性やお客さまの属性に応じて、各職場での研修・勉強会の実施や日常の指導を通じて、きめ細かにコンプライアンス意識の向上・徹底を図っている。

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