- 第2編
- 第1章 - 専業信託銀行グループとしての挑戦 2011~2016
4 店舗の再編とエリア対応力の強化
重複店舗の集約
首都圏と中部圏に多くの拠点を持つ中央三井トラスト・グループと首都圏と近畿圏に多くの拠点を持つ住友信託銀行グループが統合したことで、三井住友信託銀行は、首都圏、近畿圏、中部圏を中心とするバランスのとれた拠点網を構築したが、そのうち38は地域が重複しており、より立地がよく、経営効率のよい拠点に集約していく必要があった。当初は、2014(平成26)年度のシステム統合完了後に集約を進める予定であったが、合併の効果の早期実現に向け、2012年度から2013年度前半期にかけてブランチインブランチ(B in B)方式 *1 で16店舗を統合し、店舗運営の効率を向上させた。なお、重複店舗の集約に並行して、2013年度には国内で首都圏に3店舗、海外ではアジアに1店舗を開設している。
本格的な店舗の統合は、システム完全統合後、段階的に実施し、2016年度までにすべての重複店舗の集約を終えた(資料編「主な拠点」参照)。

統合時点の店舗網

B in B店舗内の案内板