三井住友トラストグループ

第1章

専業信託銀行グループとしての挑戦
2011~2016

第4節 グループ総合力の発揮

第2章

The Trust Bankへの進化――
「第2の創業」 2017~2019

第2節 ビジネスモデルとガバナンスの変革

第3節 トータルソリューションの追求

第3章

新たな社会課題への対応
2020~2023

第2節 社会的価値創出と経済的価値創出の両立

第3節 新たな付加価値の創造

第4節 Well-beingの好循環を目指して

第2編
第1章 - 専業信託銀行グループとしての挑戦 2011~2016

トップリート投資法人と野村不動産マスターファンド投資法人の合併

2016(平成28)年5月、トップリート投資法人は、野村不動産マスターファンド投資法人との合併契約を締結した。トップリート投資法人は、2006年の上場以来スポンサーである王子不動産、新日鉄都市開発(現在の日鉄興和不動産)の力を活用し、オフィスビル、商業施設および住宅を主たる投資対象として物件を取得してきたが、2012年9月に新日鉄都市開発がスポンサーから離脱。これを受けて、豊富な物件パイプラインを有するデベロッパー系スポンサーとの提携を模索していたところ、2015年10月に野村不動産マスターファンド投資法人が国内最大級の総合型 REIT として発足した。そこで当グループとしては、総合デベロッパーである野村不動産グループがスポンサーとなることにより、物件パイプラインの強化に伴う成長が見込まれるとともに、ポートフォリオ分散の大幅な進展が達成でき、収益安定性の向上が期待できるものと考え、合併決定に至った。

これに伴い、トップリート投資法人は2016年8月に上場を廃止し、翌9月に合併。同投資法人の資産運用会社であるトップリート・アセットマネジメントは同年11月に廃業届を提出し、2017年8月に清算を完了した。

  1. 三井住友トラストグループ100年史 ホーム
  2. 100年史
  3. 第2編 - 第1章 - 第4節 5 不動産事業 - トップリート投資法人と野村不動産マスターファンド投資法人の合併