- 第2編
- 第3章 - 新たな社会課題への対応 2020~2023
「スマートライフデザイナー」リリース
2022(令和4)年4月、三井住友信託銀行はスマートフォンアプリ「スマートライフデザイナー」をリリースし、理想のライフプランの設計、家計や資産の一括管理や確定拠出年金の運用状況の確認機能、資産形成に関する情報収集サービスなどをまとめて提供した。10月には、スマートライフデザイナーが、2022年度グッドデザイン賞を受賞。個々人が金融リテラシーを高め、資産形成を行う必要性が高まるなか、インターネットバンキング、家計簿機能、将来の資産形成に向けたプランニングやシミュレーションなど、現在に加えて将来に向けたお金の管理に必要な機能を一つのアプリに整理・統合することで、シンプルでわかりやすいユーザー・インターフェース(顧客接点)/ユーザー・エクスペリエンス(顧客体験)を実現したことに加え、本アプリを自社のお客さまに限定せず幅広く提供し、人生100年時代における社会的課題の解決に取り組んでいることが評価された。なお、スマートライフデザイナーの開発・提供においては、日本アイ・ビー・エムのIBM iX(インタラクティブ・エクスペリエンス)部門より、ユーザー・エクスペリエンスを重視したデザインに基づくアプリ開発についてサポートを受けており、同社との共同受賞となった。

「スマートライフデザイナー」チラシ