- 第2編
- 第1章 - 専業信託銀行グループとしての挑戦 2011~2016
Column
ステップ3完了!
2013(平成25)年度から2014年度にかけて、三井住友信託銀行は、統合の仕上げ、ステップ3を全社一丸となって進めた。営業店部では、2013年11月から集合研修が開始されるとともに、各店での自己学習により、新しいシステム・事務を習得。システム移行直後は、通帳切り替え手続きなどで通常よりはるかに多くのお客さまが来店したが、店部間、店部・本部間の応援体制の整備、通帳切り替え専用窓口の設置、待合スペースのいすの増設などの設備面での万全な準備と「磨きあげ」の成果により、無事に対応。本部では、システム関係の各部において、統合システムの開発や開発したシステムのチェックが進められ、事務関係各部では、研修の推進のほか、システム統合後の規定や帳票類の整備などが行われた。本部各部間、営業店部との連携のもと、さまざまな準備が着実に進められ、統合を完了した。
2014年12月には、北村会長が千里ビルを、常陰社長が府中ビル、千里ビルを訪問し、ステップ3の作業を支えた三井住友トラスト・ビジネスサービスおよび三井住友トラスト・システム&サービスの社員を労った。また、各現場の視察にあわせてユニットリーダークラスの社員とのディスカッションを実施。これからの課題や取り組みなどについて積極的な意見交換がなされた。

目黒信託センターを視察訪問した常陰社長

通帳切り替え専用窓口