三井住友トラストグループ

第1章

専業信託銀行グループとしての挑戦
2011~2016

第4節 グループ総合力の発揮

第2章

The Trust Bankへの進化――
「第2の創業」 2017~2019

第2節 ビジネスモデルとガバナンスの変革

第3節 トータルソリューションの追求

第3章

新たな社会課題への対応
2020~2023

第2節 社会的価値創出と経済的価値創出の両立

第3節 新たな付加価値の創造

第4節 Well-beingの好循環を目指して

第2編
第3章 - 新たな社会課題への対応 2020~2023

脱・政策保有株式へ

当グループは、2011(平成23)年の経営統合以来、2020(令和2)年度までに累計3,567億円(取得原価ベース)の政策保有株式を削減。2021年5月には「従来型の安定株主としての政策保有株式」は原則すべて保有しないという方針への転換を公表し、中期経営計画の残り2年間で、これまでのペースの約2倍となる取得原価で1,000億円(時価ベースでは2,500億円相当)の削減を計画した。

その後、2022年度までの削減実績は1,006億円(2020年度における取得原価増加分を除く)と、1,000億円の削減目標を達成。さらに2023年度から2025年度までの3年間で累計1,500億円の削減目標を設定し、お客さまとの長期の信任関係継続のため粘り強く対話を実施しながら、保有残高ゼロに向けて引き続き削減を進めた。政策保有株式を継続して保有し続ける期間においても、従来型の政策保有を続けるのではなく、お客さまである発行体企業とエンゲージメントを行い、責任ある投資家として行動していくため、2021年11月、政策保有株式(国内上場)の議決権行使基準を制定し、2022年6月以降に実施される株主総会より適用した。

  1. 三井住友トラストグループ100年史 ホーム
  2. 100年史
  3. 第2編 - 第3章 - 第2節 2 「資金・資産・資本の好循環」 - 脱・政策保有株式へ