- 第2編
- 第3章 - 新たな社会課題への対応 2020~2023
不正被害抑止の取り組み
近年ではスマートフォンやパソコンの普及を背景に、金融機関等をかたり、SNS、メールによりクレジットカード情報や口座情報を盗み取るフィッシング詐欺の被害が増加している。2023(令和5)年度には当グループをかたるSNS、メールが不特定多数に送信され、多くの被害が発生した。これに対し当グループは、被害の防止に向けて、リアルタイムモニタリングと検知後の自動遮断の導入などのシステム基盤更改を実施(2024年暫定対応、2025年本格導入予定)。またインターネットバンキング振込の受付制限を行い、ポスターやチラシでの対応を行うとともに制限の対象となる約92万人にDMを送り、一定以上の残高の約22万人に電話で注意喚起を実施するなど、被害抑止に努めた。

フィッシング詐欺注意喚起のポスター