中期経営計画(2023~2025年度)

私たちを取り巻く環境が急激に変化するなか、健全で豊かな未来創りを目指した創業の原点に立ち返り、信託グループとしての使命、果たす役割・機能を改めて強く意識し、パーパスのもと新たな中期経営計画を策定しました。

「信託の力」で、次の100年を切り開く~フィデューシャリーとしてステークホルダーから信頼され、全ての人のWell-being向上に貢献~

主要戦略

デジタル戦略

デジタル戦略概要

  • 中期経営計画(2023~2025年度)に基づき、当グループのデジタル戦略において、4つの重点取組領域を定めました。
  • 4つの重点取組領域とは以下の通りです。

    • ①新デジタル経済圏でのビジネス領域拡張
    • ②データドリブンな意思決定メカニズムの構築
    • ③オペレーションの抜本的変革
    • ④新たなケイパビリティの実装
  • これらの取り組みは、デジタル戦略子会社である“Trust Base”社を中核に据え、推進しています。

4つの重点取組領域の詳細

当社は、社会や技術の変化に対応し、より良いサービスを提供するために、次の4つの領域を重点的に取り組んでいます。

  • 新デジタル経済圏でのビジネス領域拡張

    • ブロックチェーン技術を活用し、暗号資産(仮想通貨)の安全な保管と管理を行う研究を進めるとともに、新たなビジネスの創出に取り組んでいます。
    • 信頼性の高い暗号資産管理体制の構築に向け、「日本デジタルアセットトラスト設立準備株式会社(JADAT)」を設立し、将来的な資産のトークン化(デジタル化)に向けたインフラを構築しています。
  • データドリブンな意思決定メカニズムの構築

    • 社内におけるAIの活用を通じ、膨大な業務データや文書情報をもとに、より迅速かつ客観的な意思決定ができる体制を構築しています。
    • データファブリック構想(全社データの統合・分析基盤の整備)により、社内外のデータを活用し、正確でスピーディな意思決定を支援する仕組みを整えています。
  • オペレーションの抜本的変革

    • RPAや生成AI等の技術を社内業務へ幅広く展開し、作業の自動化や負担軽減による生産性向上を実現しています。
    • 2025年度は生成AIの活用・実装に注力し、さらなる業務効率の向上を図っています。
  • 新たなケイパビリティの獲得

    • 全社員を対象としたIT・デジタルリスキリングに取り組み、技術力と人材育成の強化を進めています。
    • デジタル戦略子会社「Trust Base」では、先端技術の導入を支える拠点としての役割を担いながら、クラウド型サービスの提供体制も構築し、実践的な知見を積み重ねています。

三井住友トラストグループのAIポリシー

三井住友トラストグループでは、AIポリシーを策定・公開することで、AI活用における適切なガバナンスとリスク管理体制の構築を推進しています。

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